暑さに負けないようにたくさん食べるほうが良いと考えがちですが、実はそこに落とし穴が!
夏に食欲が落ちるのは、自然の法則どおりなのです。
人間を機関車に例えてみましょう。
機関車を動かすためにはどんどん石炭をくべて燃やし、エネルギーを供給しなければなりません。
熱い火がめらめら燃えている様子を想像してください。
人間も同じように、石炭=食べ物を取り入れ、体内で燃やしてエネルギーに変えているのです。
しかし夏は気温が高いので、食べ物を多く取らなくても体内は十分熱く、いわば燃えている状態になっています。
そこにさらに石炭をくべてしまうと、余分なエネルギーが発生し、かえって体に負担がかかることになってしまいます。
その余分なエネルギーは、体内のバランスをくずすことになり、弱っている部分に悪い影響を与えることになりかねません。
ですから無理にたくさん食べようとせず、自分が食べやすいと思うものを少しずつ食べればよいのです。
ただ、食べやすいからといって冷たいものばかり食べたり、飲んだりすることはさけましょう。
また、冷たい食べ物でも少し工夫して、体を温める食材と一緒に食べましょう。
冷やしそうめんには薬味にしょうがやネギをつける・・・先人の知恵ですね。
今日も暑い!
暑さとうまく折り合いをつけることができる体作りは、こんなほんの少しの心がけから!
皆様、今日もお元気で!
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